これは、まことの保育(浄土真宗本願寺派 保育連盟から出されている冊子)の12月号の今月のことばです。
宇野正一さんは、幼い頃から、おじいさんにこう言われて育ち、信じていました。
小学5年生の時、学校で顕微鏡で米粒の中の仏さまをさがしましたが、仏さまをみつけることはできず、だまされたと思いました。
おじいさんにそのことを言うと、おじいさんはとても悲しそうな顔をして「この、ばかたれが」と言ったきり、お仏壇の前で手を合わせ、ただお念仏をするばかりでした。
宇野さんは、このおじいさんの姿が忘れられなく、仏さまを求める人生が始まりました。
そして、あのおじいさんの言葉は、「私が食べ物だと思っているものが、実はいのちそのものであり、そのいのちが私をいかしてくれる言葉だった」と気づくのです。

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